2024年 世界スポーツ選手 年収ランキング
2024年世界スポーツ選手年収ランキング。2024年の世界で活躍するスポーツ選手の年収ランキング。スポーツ選手で一番稼いだ、お金持ちは誰だ！？ フォーブスが発表した「世界アスリート長者番付」を参考にしています。サッカー選手、バスケットボール選手、ゴルフ選手がランクインしています。サッカーやバスケットといったメジャーなスポーツで、世界で出て、活躍することが多くのお金を稼ぐには必要なようですね。
2024年 世界のスポーツ選手 年収ランキングベスト10 リスト
1位 クリスティアーノ・ロナウド（サッカー）
年収 - 約2億6000万ドル (約406億円)
ポルトガル出身のプロサッカー選手。1985年に生まれ、サッカーキャリアはスポルティング・リスボンから始まり、その後マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユヴェントスを経て、再びマンチェスター・ユナイテッドに復帰するなど、ヨーロッパの名門チームの中心選手とプレー。圧倒的な身体能力と得点力を誇り、数々のタイトルを獲得。特に5度のバロンドール受賞歴を持つ他、UEFAチャンピオンズリーグでも歴代最多得点を記録しています。
2位 ジョン・ラーム (ゴルフ)
年収 - 2億1800万ドル（約340億円）
スペイン出身のプロゴルファー。1994年生まれで、アリゾナ州立大学で活躍し、アマチュア時代からその才能を示しました。2016年にプロ転向し、数々のトーナメントで優勝を果たし、特に2021年の全米オープンでの勝利は大きな注目を集めました。ラームは力強いショットと高い技術を兼ね備え、特にパッティングにおいて優れたパフォーマンスを発揮します。2023年にはマスターズ・トーナメントでも優勝し、名実ともにトップ選手の一人となりました。
3位 リオネル・メッシ（サッカー）
年収: 1億3500万ドル（約211億円）
アルゼンチン出身のプロサッカー選手。1987年生まれで、FCバルセロナでキャリアの大半を過ごし、クラブ史上最多の得点を記録。技術力、ドリブル、視野の広さで知られ、数々の個人賞、特に7度のバロンドールを受賞しています。2021年にはパリ・サンジェルマンに移籍し、さらに多くの成功を収めました。国際舞台では、2021年のコパ・アメリカでアルゼンチン代表として優勝し、2022年のワールドカップではチームを優勝に導きました。小柄な体を生かしたタッチ数の多い独特のステップを踏むドリブルは誰にも真似はできないでしょう。
4位 レブロン・ジェームズ（バスケットボール）
年収: 1億2820万ドル（約200億円）
アメリカのプロバスケットボール選手。1984年生まれ、オハイオ州アクロン出身。ハイスクール時代からその才能を発揮し、2003年のNBAドラフトでクリーブランド・キャバリアーズに1位指名されてプロ入りしました。キャリアを通じて、キャバリアーズ、マイアミ・ヒート、ロサンゼルス・レイカーズでプレーし、4度のNBAチャンピオン、4度のMVPを獲得しました。彼の圧倒的な身体能力とバスケットボールIQは、チームの成功に大きく貢献しています。
5位 ヤニス・アデトクンボ（バスケットボール）
年収 : 1億1100万ドル（約173億円）
ギリシャ出身のプロバスケットボール選手。NBAのミルウォーキー・バックスに所属。1994年生まれで、ナイジェリア人の両親のもとで育ち、若くしてバスケットボールの才能を開花させました。2013年のNBAドラフトで14位指名を受けてプロ入りし、以来急速に成長を遂げました。彼はその圧倒的な身体能力と多彩なスキルで知られ、特にドライブやリムへのアタックが得意です。2021年にはNBAチャンピオンに輝き、ファイナルMVPにも選ばれました。さらに、2度のMVP受賞歴を持ち、リーグのトップ選手としての地位を確立しています。
6位 キリアン・エムバペ（サッカー）
年収 : 1億1000万ドル（約172億円）
フランス出身のプロサッカー選手。パリ・サンジェルマン（PSG）に所属。1998年に生まれで、モナコでプロキャリアをスタートし、若干17歳でリーグ優勝を果たしました。2018年のワールドカップではフランス代表として大活躍し、チームの優勝に貢献。大会史上最年少得点者として名を刻みました。エムバペは、その驚異的なスピード、ドリブル、得点力で知られ、サッカー界の次世代スターとして注目されています。PSGでは数多くのタイトルを獲得し、個人としても複数回のリーグMVPに輝いています。
7位 ネイマール（サッカー）
年収: 1億800万ドル（約168億円）
ブラジル出身のプロサッカー選手。アル・ヒラルに所属。1992年に生まれ、サンパウロ州のサントスFCでキャリアをスタートさせ、若くしてその才能を発揮しました。2013年にバルセロナに移籍し、リオネル・メッシやルイス・スアレスとともに「MSN」として知られる強力な攻撃陣を形成。数多くのタイトルを獲得しました。2017年にはパリ・サンジェルマンに移籍し、当時の移籍金としては史上最高額となる2億2200万ユーロで話題に。彼はドリブルやシュート技術に優れ、特にフリーキックやパスセンスでも定評があります。また、ブラジル代表としても活躍し、2016年のリオ五輪では金メダルを獲得。
8位 カリム・ベンゼマ（サッカー）
年収 : 1億600万ドル（約165億円）
フランス出身のプロサッカー選手。現在サウジアラビアのクラブに所属しています。1987年にリヨンで生まれ、地元のオリンピック・リヨンでプロキャリアをスタート。2007年にはリーグアンで最優秀若手選手に選ばれ、以降、レアル・マドリードに移籍し、数々のタイトルを獲得しました。特にチャンピオンズリーグでは多くのゴールを決め、チームの成功に貢献。2022年にはその活躍が評価され、バロンドールを受賞しました。ベンゼマは、卓越したテクニック、フィジカル、戦術理解力を持つフォワードとして知られ、特にゴールセンスに優れています。
9位 スティーブン・カリー（バスケットボール）
年収: 1億200万ドル（約159億円）
アメリカのプロバスケットボール選手。NBAのゴールデンステート・ウォリアーズに所属。1988年生まれの彼は、デイビッドソン大学での活躍が評価され、2009年のNBAドラフトでウォリアーズに指名されました。カリーは、特に3ポイントシュートの名手として知られ、ゲームスタイルを変える存在として評価されています。彼のシューティング能力は圧倒的で、NBA史上最多の3ポイント成功数を記録しました。2015年、2016年にはMVPを受賞し、2016年にはウォリアーズを73勝で導くなど、チームの成功に大きく貢献しました。また、2022年にはNBAチャンピオンに輝き、ファイナルMVPにも選ばれました。カリーは、優れたリーダーシップとパフォーマンスで多くのファンに愛される存在であり、バスケットボール界におけるアイコン的存在となっています。
10位 ラマー・ジャクソン（アメリカン・フットボール)
年収 : 1億50万ドル（約157億円）
アメリカのプロアメリカンフットボール選手で、NFLのボルチモア・レイブンズに所属しています。1997年にフロリダ州で生まれ、ルイビル大学で活躍した彼は、2018年のNFLドラフトで1巡目指名を受けてプロ入りしました。ジャクソンは、その驚異的なスピードと敏捷性で知られ、クォーターバックながらもランニングバックのようなプレースタイルを持つ選手です。彼は2019年にNFL MVPに選ばれ、シーズン中に多くの記録を打ち立てました。特に、彼はNFL史上最も多くのヤードをランニングで獲得したクォーターバックとして名を刻んでいます。また、パス精度も向上し、攻撃の多様性をもたらしています。ジャクソンは、リーダーシップやコミュニティ貢献にも力を入れ、若い選手たちのロールモデルとしても注目されています。
世界の高年収スポーツ選手に共通する成功の理由
高年収スポーツ選手に共通する成功の理由は、単に競技のスキルの高さだけではなく、ブランド構築能力とグローバルな影響力です。現代のトップアスリートは、競技でのパフォーマンスに加え、自身のブランドを多面的に構築し、スポンサー契約やメディア出演などを通じて収益を拡大しています。たとえば、サッカー選手やバスケットボール選手は、自らのイメージをファッション、テクノロジー、フィットネスなどの市場に持ち込み、多角的な収益を生み出しています。加えて、SNSを活用してファンとの直接的な関係を築くことで、自己ブランディングを最大化している点も重要です。結局、彼らは単なる競技者であることを超えて、現代の「インフルエンサー」であり、これが高収入に繋がる大きな要因です。
高年収スポーツ選手の世界と日本の比較
世界と日本の高年収スポーツ選手を比較すると、競技の市場規模とメディアの影響力に大きな違いが見られます。例えば、アメリカやヨーロッパでは、スポーツリーグの規模が大きく、NBAやNFL、サッカーのプレミアリーグなど、選手たちの収入源となるメディア露出、スポンサー契約、そしてグローバル市場が存在しています。彼らは、単に国内の人気を超えて、グローバルな観客層をターゲットにしており、広告価値も世界規模で評価されています。
一方、日本では、スポーツ自体の市場規模が相対的に小さく、スポンサー収入や放映権料も少ないため、選手が得られる収入も制約があります。日本のスポーツ選手が海外でプレーするケースも増えていますが、それでも国内と比較すると市場規模に差があり、日本国内でプレーする選手は高収入を得にくい状況です。ただし、大谷翔平選手、八村塁選手、大坂なおみ選手、錦織圭選手のように、グローバルな市場で活躍する選手は、日本の枠を超えて高年収を得ることができる例外的存在です。
「世界の年収の高いスポーツ選手ランキング」まとめ
「世界の年収の高いスポーツ選手ランキング」トップ10を見ると、サッカーやバスケットボール、テニスなどのグローバルに人気のある競技が主な収入源となっています。クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシなどのサッカー選手が上位に位置しているのは、彼らがフィールド上でのパフォーマンスに加えて、ファッションブランドとの協力やスポンサー契約、さらに自らビジネスを展開していることが要因です。NBAのバスケットボール選手についても、競技の枠を超えて社会的影響力を持ち、多角的な収益を確保しています。
このランキングを通じて明らかなのは、スポーツ選手の収入は競技だけに依存しないということです。彼らはメディア、ブランド、そして自らのパーソナリティをビジネスに変換する能力に長けており、これが成功の大きな鍵となっています。グローバル市場に向けて発信できるアスリートこそが、今日のスポーツ界で最も収益性の高い存在であると言えます。
「世界の年収の高いスポーツ選手ランキング」のデータについて
「世界の年収の高いスポーツ選手ランキング」について参照するメディアには、ForbesやESPN、Bloombergが挙げられます。特にForbesは毎年、選手の給与やスポンサー契約を詳細に分析したランキングを発表しており、信頼性が高いです。Sporticoもスポーツビジネスに特化した情報を提供し、収入や契約に関するデータが豊富です。日本では日本経済新聞が国内外の選手の年収情報を報じています。これらのメディアを通じて、最新のスポーツ選手の収入データを確認しています。「The World's Highest-Paid Athletes 2024 (Forbes) 」。