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デイトレード手法 - RSIオーバーソールドトレード (RSI-oversold-trade)

 

デイトレードの手法のひとつ、RSIオーバーソールドトレードについてご紹介。「RSIオーバーソールドトレード手法」は、RSI(相対力指数)を活用して相場の売られすぎ状態(オーバーソールド)を判断し、反発のタイミングを狙って買いエントリーを行う逆張り型のデイトレード戦略です。ひとことで言うと、逆張り買い戦略。RSIが一般的に30を下回ると売られすぎとされ、過度な下落の後に訪れる反発の初動を捉えることで短期的な利益を狙います。視覚的にわかりやすく、明確なエントリーポイントが得られるため、初心者にも人気のある手法です。本ページでは、その基本的な使い方や成功のポイント、リスク管理方法まで詳しく解説します。

 


RSIオーバーソールドトレード手法の特徴

 

RSI(Relative Strength Index/相対力指数)は、相場の「買われすぎ」「売られすぎ」を判断するテクニカル指標です。RSIオーバーソールドトレードでは、RSIが30を下回った状態(オーバーソールド)を売られすぎのサインと見なし、価格の反発を狙って買いエントリーを行う逆張り型の戦略です。

この手法は短期的な下落後のリバウンド(反発)を捉えることを目的としており、特に急落後の底値圏やレンジ相場で効果を発揮します。

 


RSIオーバーソールドトレード手法のメリット

 

  • エントリーポイントが明確:RSIが30を下回ったタイミングを目安にできる。

  • 反発の初動に乗りやすい:売られすぎの限界でエントリーすることで、高いリスクリワード比が期待できる。

  • 視覚的にわかりやすくシンプル:RSI数値を確認するだけでエントリー判断ができる。

  • 他の指標と併用しやすい:MACDやボリンジャーバンド、ローソク足パターンと組み合わせやすい。

 


RSIオーバーソールドトレード手法のデメリット

 

  • 強い下落トレンドでは機能しにくい:RSIが30未満でも下落が続く「底抜け」がある。

  • ダマシが多い:一時的に30を割ったあと再度下落する場合もあり、損切りの判断が必要。

  • 短期足ではノイズが増える:短期足では頻繁に30を割ることがあり、精度が下がる場合も。

 


RSIオーバーソールドトレード手法

 

  • (1) RSI単体逆張り戦略

  • RSIが30を下回った時点で買いエントリー。

  • 利確目安はRSIが50を上回るタイミングや直近のレジスタンスライン。

 

  • (2) ダイバージェンス活用戦略

  • 価格が安値を更新しているのにRSIが安値を更新しない(ブルリッシュ・ダイバージェンス)場合に反発を狙って買いエントリー。

 

  • (3) ローソク足パターンとの併用戦略

  • RSIが30以下かつ、下ヒゲの長い「ピンバー」や「包み足」が出現した場合に買いエントリー。

 

  • (4) ボリンジャーバンド併用戦略

  • RSIが30以下で、同時に価格がボリンジャーバンドの−2σを下回った場合に買いエントリー。

 


RSIオーバーソールドトレード手法 成功のポイント

 

  • トレンドの有無を確認する:強い下降トレンド中は反発が弱いため、トレンドレス(レンジ)や調整局面で使用する。

  • ダイバージェンスを見逃さない:価格とRSIの動きが逆行している場合、反転の信頼度が高まる。

  • 複数の時間足で確認:上位足でのRSIやトレンド状況を確認してから、下位足でタイミングをとる。

  • ストップロスを必ず設定する:損切りラインを安値の下に設定してリスクをコントロール。

  • 他のテクニカル指標と組み合わせる:MACDや移動平均線を併用して根拠を増やす。

 


RSIオーバーソールドトレード手法 まとめ

 

RSIオーバーソールドトレードは、売られすぎの状態からの反発を狙う逆張り戦略です。視覚的にわかりやすく、RSIが30を下回るという明確な基準があるため、初心者でも取り入れやすい手法です。

 

  • RSIが30以下で買いエントリー
  • ダイバージェンス活用で精度アップ
  • ローソク足やボリバンとの併用で信頼性向上
  • 損切りラインは必ず明確に設定する

 

相場状況を的確に読み取りながら、RSIオーバーソールドトレードを活用して安定した収益を目指しましょう。